いざというときどう見つける?最適な葬儀社の探し方

終活

いつかは、または突然やってくる身内の不幸。
喪主という立場でも、喪主の身内でも、避けて通れないのが葬儀社選び。
心当たりがある人ならいいが、そうでない人の方が多いはず。
どのように葬儀社を見つければいいかまとめてみた。

葬儀社をどう探す?

知り合いの葬儀社や近所の人が使ったことのある葬儀社、地元で最寄りの葬儀社、町内会の紹介、病院の紹介…。
これまではこういったケースが多かったかと思うが、今はネット上で色々探すことができる。
「住所+葬儀社」で検索すれば、住んでいる地域に対応している葬儀社が見つかり、その葬儀社のホームページを見て色々な判断ができる。

「葬儀社を1社ずつ見ていくのは大変…」という場合は、葬儀社比較サイトが使える。
比較サイトでは地域はもちろん、価格帯や規模、特徴などで絞り込めるし、相見積もりも取れる。
ただし比較サイトとはいっても、扱っている件数や扱っている葬儀社に片寄りがあったりと様々なので、判断材料のひとつとして使うのも手かもしれない。

葬儀社を比較するポイント

ポイントは大きく3つ。

・地域
・費用
・葬儀の形式・プラン

比較サイトなどで上記の3つの条件から絞り込んでみよう。

地域

まずは地域。
費用や条件など「良さそう!」と思っても対応地域外では意味がないので、まずは自分の地域に対応しているか否かを確認しよう。

費用

おおよその予算が決まっているようなら、その予算内で収まりそうなプランのある葬儀社を比較する。
規模が大きい順からおおよその費用をまとめると以下のとおり。

ご近所や友人・会社関係なども参列するいわゆる「一般葬」の葬儀費用は約100~120万円が相場と言われている。
家族と近しい身内だけで行う「家族葬」の葬儀費用が約60万円~80万円
通夜を行わず1日だけ葬儀式・告別式を行う「一日葬」の葬儀費用が約50万円~70万円
火葬のみ行う「直葬(火葬式)」は約25万円~35万円

葬儀の形式・プラン

火葬式、一日葬、家族式、一般葬などなど、規模や形式・プランによって、当然価格は変わってくる。
葬儀社が対応しているか否かをチェックして価格とあわせて比較しよう。

また、葬儀社によって様々なプランがあるので、含まれているものといないものを可能な限り確認しておくことも大事だ。
その他にかかる費用のあるなしも確認を。

定額仲介サービスと葬儀社の違い

比較サイトに似たケースが定額仲介サービスだ。
最近よく耳にする「よりそうお葬式」や「小さなお葬式」がこれにあたる。

一見すると葬儀社のようだが、申込者に複数の葬儀社を紹介するサービスで、あくまでも仲介なのでお葬式の手伝いはしない
比較サイトと違うのは「定額仲介」なので、結果的にどの葬儀社を利用しても価格は一緒という分かりやすいシステムとなっているのだ。
「あれこれ探すのが面倒」「葬儀社を価格やサービスで比較するのも面倒」という方におすすめだ。


最後に

初めての葬儀となると相場も何も分からないので、複数の葬儀社から見積もりを取るのがやっぱり基本。
適切な費用か数社の見積で比較検討しよう。

また、葬儀屋を見分ける判断として、実績ある葬儀屋かは社歴である程度推測がつくし、実際に見積もり段階でも葬儀社とコンタクトがとれるなら、電話やメールなどの応対で判断をしてもいいかもしれない。

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