男性ホルモンが原因のひとつとされている「男性型脱毛症」=AGA。
投薬や植毛といったAGA治療は各医療機関を受けることになるが、実際にはどのような手順で、どのような治療が行われていくのだろうか…。
AGA治療を受けるまでの流れ
まずは投薬治療を受けるまでの流れをみてみよう。
1.専門のクリニック・病院で受付
2.問診・カウンセリング
3.医師による診察、血液検査
4.治療薬の処方
5.月に1回程度の定期検診
2.問診・カウンセリング
3.医師による診察、血液検査
4.治療薬の処方
5.月に1回程度の定期検診
1.専門のクリニック・病院で受付
まずは予約を日時に来院して受付。問診票などに必要事項を記入する。
2.問診・カウンセリング
問診票を元に専門医師が頭髪や頭皮の状態とあわせ、からだの健康状態を問診。
効果を多角的に判定するため頭部の写真撮影も行われることが多い。
3.医師による診察、血液検査
治療方針を決めるため、医師が診察。
治療薬による影響がないか血液検査も行う。
4.治療薬の処方
処方する内服薬や外用薬について補助説明を受け、治療を開始。
5.月に1回程度の定期検診
実際の治療が始まったら月に1回程度のスパンで受診。
経過を見ながら、薬の処方や今後の治療方針を決め、治療を進めていく。
AGA治療の治療期間は?
治療期間には個人差があるが、一般的に6ヶ月~1年かかるとされている。
早ければ、3ヶ月程度で効果を実感することも。
とはいえ、髪の毛が生え変わるヘアサイクルが通常が2年~5年。
一方、AGAの進んでいる人はこのサイクルが短いため、基本は1年としている受診機関が多い。
改善後はどのくらい続ければいいのか?
1年の治療期間を終えて、無事、当初の目標どおりに薄毛が気にならないように改善されたとしても、治療を続けないとすぐに元に戻ってしまうのでは?という方も多いだろう。
やはり、AGAは進行性の脱毛症なので、治療を中止すると再び薄毛になる可能性も高いという。
とはいえ、こちらも個人差や受診機関によっても違ってくるが、まずは1年を目途に治療を進めて、その後は相談といった流れが一般的。
1年後も誰でも続けないと…という訳ではなく、また再発の兆候が出てきてから治療を再開するという選択をする人も多い。