薄毛・抜け毛の救世主!?AGA治療の基礎知識

AGA

ここ数年で耳にするようになったAGA(エージーエー)。
「そこまで気にする段階では…」
「将来的には…」
「治療は簡単じゃないよね…」
などなど、何となく気になっている方も多いはず。
そこで薄毛・抜け毛治療の救世主ともいえるAGAを掘り下げよう。

AGAとは

AGAは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味。
AGAとだけ聞くと、治療法の略称のように思う人もいるかもしれないが、あくまでも「症状」のひとつ。
「男性型脱毛症」=髪が薄くなる状態、つまり男性が発症する脱毛症のことで、男性ホルモンの一種「DHT(ジヒドロテストステロン)」の量が発症に関係しているといわれている。

早めのケアが大切!

進行性の脱毛症なので放置すると徐々に薄毛が進行していくため、早期の対策が大切だ。
「まだ大丈夫」ではなく、「この先も大丈夫」と言えるように、少しでも気になりだしたら、何らかの対策をおすすめする。

もし、治療やケアをしないで放置しておくと、髪の毛は少しずつ減り続け、約5年経過すると多くの毛髪が失われ、薄毛が目立つようになる。
一度失われた髪の毛を生やすのは困難なため、早めに適切な治療やケアを行うことが重要なのだ

AGAの治療法・対処法は?

薬による治療が中心となり、大きく3つの治療法・対処法があります。

まずはここから…内科的治療(投薬治療)

特に一般的なのは投薬治療で、主に薄毛の進行を抑制する内服薬と、発毛を促す外用薬を使用して治療を行う。
内服薬では、AGAの原因であるジヒドロテストステロンの生成を抑えるフィナステリドやデュタステリド。

外用薬はドラッグストアなどでも購入できるミノキシジルなどで、頭皮に塗ることで毛包に直接作用し、発毛を促進する。
もちろん、どのような治療を行うかは、進行具合や目指す毛量に個人差がある。

自分の毛で再生!植毛

投薬治療で十分な効果を得られない場合、選択肢のひとつとなるのか植毛。
自毛植毛といって、AGAを発症しない後頭部などの健康な髪の毛を薄毛部位に移植する治療の一つ。

自毛植毛の生着率は8割と高いことデータもあり(日本皮膚科学会ガイドライン)、効果が期待できるとされている。

注入薬による治療

「投薬治療にプラスしてさらなる効果を」「植毛はちょっと」といった場合の選択肢のひとつ。
成長因子(グロースファクター)など、薄毛対策に有効な成分を直接頭皮に注入する治療法。

注入治療は、針の使用か否かといった注入方法の違いや注入成分によってもいろいろなタイプがある。
また、どこでも受けられる治療法ではなく、受けられるクリニックは限られている。

結論!AGAかなと思ったら、まずは医師に相談

薄毛や脱毛の原因は、AGAに限らず治療法も千差万別。
正しい診断とそれに伴う適切な治療が大切なので、AGAかな?と思っても自己判断をしないでまずは医師に相談しよう。

ちなみに各医療機関でのAGAの治療は、一般的には自由診療となり健康保険は適用外のため、全額自己負担となるのでご留意を。
理由としては「命に関わる病気として見なされていない」から。

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